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2007年12月

2007年12月31日 (月)

仏と向き合うとは是即ち我と向き合うことなり

今年は私にとって忘れられない年のひとつとなった。アメリカから帰国して2年両親の介護に明け暮れていた。そんな父も今年の6月看取ることができた。そんな中でコーチングに出会いなんとか少しずつだが前に進んできた。

父が亡くなって高野山に灯明をお願いしに伺ったのだが、先日御礼も兼ねて再び高野山に行ってきた。先日のプログにも書いた私の人生の師の一人である無量光院のご住職とお話しをするのも目的に一つであった。そんな中でお食事の世話をしていただいた子坊主様がいらっしゃたのだがお年を訪ねるとなんと17才であるという。14才でこの道に入ろうと決心され、15才からここでご修行されているとのこと。聞けばサラリーマンのご家庭で育ち、この道を選ばれたのは自分でしかない人生の生き方をしたかったからだ輝くような笑顔で言われる。私は僅か14才で自分の人生を見つめ道を見つけられた小坊主様にただただ頭の下がる思いがした。

その後京都に寄り、私の大好きな大原の「来迎院」に行き重文の薬師如来三尊を見ていると「仏と向き合うとはこれ即ち我と向き合うことなり」という言葉が浮かんだ。常に自分と向き合う心を忘れてはならない、答えはその中にあると。人は現世で気づき、悟ることが大切で魂の修行とはそのこと。戦国の武将達は戦をし、人を殺しその彼方に何があるのかいつも仏(己)に問いかけていたように思う。そういう意味では仏様ってスーパーコーチだ。

激動の一年を静かに振り返れる良き旅となった。

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