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2008年1月

2008年1月31日 (木)

銭湯が無くなって・・・。

私は香川県坂出市で生まれた。

私の田舎は当時薪でお風呂を焚いていたが、毎日は焚かずよく銭湯にも通っていた。そのころの銭湯は社会のルールを勉強させてもらう道場であった。体を洗わずに湯船に飛び込んだりすると必ず近所の叔父さんが叱ってくれた。なぜ洗わないといけなかもちゃんと教えてくれた。世の中の流れや物事の善悪などいろんなことを学ばしてもらった。義理とか人情という難しい言葉を覚えたのも銭湯だったように思う。

その後ニューファミリーとか言い、各家庭に内風呂ができ段々と銭湯に行かなくなり、学びの場所も少なくなっていった。高度成長期に移り皆が忙しくなり、子供はかぎっ子とか言われ取り残されていった。全てのものが魔法のように手に入るようになっていくと同時に失われていったものの大きさも感じられずにはいられなかった。

私はこれからその失われていったものを少しづつでも取り戻すことをやっていきたい。気がついたら無くなっていたものの中に今だから大切なものも沢山ある。それを一つづつ拾い集め磨いていきたいと思う。それが私のコーチとしてのお役目でもある。

そんなことを大切にやっている素敵な仲間を紹介します。

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2008年1月25日 (金)

企業セミナー

2日間に渡る約200名の某大手企業様へのセミナーが終了した。 私のとっては初の企業セミナーであり、大規模な研修なので実力を試す試金石でもあった。私が一番注意したポイントは1つ、それは心を込めて全身全霊で伝えるということだ。テーマは「CSレベルアップセミナー」私のディズニーでの体験を中心に今実際に売場で皆さんができることをお話しし、ワークもさせていただいた。

ディズニーのお話しは感動のお話しも多いのでそれを皆さんに正しく伝えるためにはかなりエネルギーも必要だ。その為にはクライアント企業担当者の方と何度も打ち合わせをし、伝えてもらいたいポイントをヒヤリングさせていただいた。

私はもう一人のコーチの方とタッグを組んで望んだが、切磋琢磨しながら組み立てその過程に於いても協力してくださる方がいた。出席された皆様には時には涙を流しながら、時には思ってもみなかった大変良いフィードバックをいただき、クライアント企業の担当の方も大変満足していただけた。

終わってみて一番感じたことは私は本当に人に恵まれているという事だ。そして、伝えるお仕事をさせていただきながら、多くの気づきと学びもいただいているということだ。今回のお仕事に携さっていただいた全ての皆様に心から感謝したい。

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2008年1月 1日 (火)

手放して得たもの

帰国して3年目の正月を迎えた。昨年父が他界して派手なことはできないがその分久々にゆっくりした元旦を迎えた。

1年目は母が倒れ介護、昨年は父の病院探しに必死になって走り回っていたお正月だった。

思えば私は幼い頃よりお正月というものをゆっくり過ごしたことがなかった。ずっと商人の家庭で育ってきた私は正月はいつも仕事始めの準備に追われていた。そして、百貨店に勤務していた頃は2日には初売りがあり早出、海外ではいつも1日から働いていた。こんなにゆったりした正月は大げさではなく生まれて初めてかもしれない。今まではそれが私の運命でもあった。

古代の日本人は、年の初めとしての正月は、年神様が来訪して人々を祝福し、寒い冬籠りの生活から春の初めを感じる時季としていたという。つまり生命力の復活する春を迎える時が正月であって、それを喜び祝ったのが、生命力の根源だった。いまや人々の意識しないこの現象(立春の時期も違う)が、今も賀詞としての「新春」「迎春」という言葉に残っている。

私は三越やディズニーという地位も年収も手放したが、そのお陰でコーチという天職に出会えた。今年はその巡り会いに感謝し、道をしっかり見極めひたむきに頑張っていくだけだ。穏かで静かな正月を迎えられたことに心から感謝したい。

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